楽園で深呼吸 パート2 -2ページ目

楽園で深呼吸 パート2

やっぱり旅が好き。

先週末、台湾に行ってきたんだけど、その前に日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』のスペシャル上映会がありました。

主演の許光漢、清原果耶、それから藤井道人監督の舞台挨拶つき!!

 

しかし、チケット争奪が結構激戦だったようで、先行販売(抽選)に挑むもむなしくハズレ。

その後の一般販売も「購入する」をタップしたら“ご用意できませんでした”で撃沈。

(たぶん秒殺だったと思う)

 

この日の舞台挨拶にはなにわ男子がいないからそんなに競争率高くないのでは?などと思った私がバカでした…。

しかも、会場がTOHOシネマズ六本木ヒルズで舞台挨拶をよくやるスクリーン7(521席)ではなく、342席のスクリーン2だったということもあり、より激戦になった模様(前2列がプレス席だったので、おそらく一般向けは300席くらいだったのでは?)

 

まーしょうがないねーと思っていたところ、運よくチケットを譲ってくださる方がいて観に行くことができたのでした!!

本当にありがたい。

 

 

そんなこんなで、当日は会社を早退し、めったに行かない六本木まで行ってまいりました。

 

 

↑の画像でもおわかりのとおり、スクリーンも歪んで見えるくらいの端っこでしたが、もちろん行けるだけで十分ラッキーなので不満など全くございません。

端だけど前のほうではあったので、許光漢の顔はよく見えました(これ重要!!)

 

しかし、許光漢は台湾で30回以上も舞台挨拶をしたり、この上映会の直前は旅行リアリティショー(陳柏霖が案内役を務める「出去一下What a trip」)の撮影でニュージーランドへ行っていたりなど、過密スケジュールが続いていたせいか、かなり痩せたのではないかなという感じがしました。

 

この上映会のあとも、香港で国際映画祭に参加し、続いて香港では4月4日から上映なのでその宣伝、また、新たに香港映画の撮影に入るという情報も出ています。

次にゆっくりできるのはいつなのでしょうかね。

せめてごはんはちゃんと食べれていると良いのですが…。

 

ネタバレなしで映画自体の話をすると、ストーリーはかなりベタです。

私は原作を読んでいたので大体どんな感じかはわかっていて、短くてわりとあっさりしている原作を映画の尺にどうやってふくらませたのかというところに興味をもって観ましたが、とても上手くできてるなと思いました。

むしろ物語としては原作よりもだいぶ良くなっているんじゃないかな。

 

主人公のジミー/林家銘のキャスティングについては、台湾側の関係者がごぞって許光漢を推したというだけあり、本当に許光漢になって良かったねという感じ。

18歳と36歳の明確な演じ分けはさすがでした。

許光漢とヒロインの清原果耶は実際には11歳の年齢差がありますが、18歳を演じている許光漢はちゃんとヒロインより年下に見えたのがすごいなと。

また、日本語の流暢さも全く違っていました(36歳では日本語がかなり上手くなっている)

 

他に台湾側の出演者では、許光漢の父親を演じた屈中恆の演技が目を惹きました。

あと、許光漢が注目されるきっかけになった2016年のドラマ「戀愛沙塵暴」の北村監督が出ていたのが、個人的に非常に感慨深かったですね。

 

そして、台湾でも観てきましたよ!

台北京站威秀にて。

 

台湾では上映開始からすでに2週間が過ぎていて、また、行ったのが日曜の午前中ということもあり客席はあまり埋まっていなかったけど、興行成績はなかなか良いらしい。

 

私が行ったときは、このようなアクスタっぽいもの(塩ビ製?)を配付していました。

こういう限定プレゼントで観客動員を確保する作戦なのでしょうね。

 

台湾での鑑賞は、やはり中国語の字幕がついているのでセリフがちゃんと理解しやすいのがよかった。

日本で観たときも、台湾側の役者さんたちのセリフはかなり聞きやすかったので字幕を見なくてもだいぶわかりましたが、やはり100%とはいかなかったので。

あと、日本での上映は日本語に字幕がつかないので、たまに日本語も聞き取れないところがあったけど、中国語字幕でそれが確認できたりも。

 

日本では5月3日に正式上映。

シンガポール、マレーシア、カンボジア、ベトナムなどでも4月に上映になるのに、日本は遅すぎ。

たぶんGWに合わせたんでしょうけど…。

 

早く上映が始まってたくさんの人に観てほしいです。

台湾ドラマ視聴の備忘録 ãƒ¡ãƒ¢

 

「何百芮的地獄毒白」 (出演:郭書瑤、孫可芳、鍾瑶、阿Ken ほか) 全13集

2月10日スタート(HBO)、3月16日が最終回でした。

 

いや~これおもしろかった!!

個人的に、2023年上半期の一番になりそうです。

 

主人公(郭書瑤)を取り巻く人々、皆演技が自然で上手。

メイン4人のほかにも、張睿家、姚淳耀、姚以緹など上手い人ぞろいだし、またほんのちょい役も結構豪華だったり。

 

特にこのドラマの姚淳耀が好きだなぁ。

久々にちゃんと人間で人も殺さず、変態でもないという普通な役。

インパクト強い役でなくても、コミカルなシーンのセリフのタイミングとか絶妙でさすがという感じ。

 

そういえば、最近今年の金鐘獎エントリー要項が発表されたんだけど、このドラマは1話が30分弱で13話でも480分に満たないから、今までなら迷你劇集。

でも、今年の改変で1話の長さにかかわらず10話以上は戲劇節目となったため、戲劇節目としてのエントリーになるんだよね。

それが有利なのか不利なのかよくわからないけど…。

 

改変内容を見ると、やはり昨年の「台灣犯罪故事」のことが影響しているっぽいね。

 

まあそれはさておき、続きが観たくて仕方がないので既に撮影済みの第2季を早く公開してほしいです!!

 

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「商魂」 (出演:傅孟柏、李國毅、邵雨薇、 市原隼人 ほか) 全7集

2月17日スタート、第6集まで放送済み(3月30日が最終回)

 

最初にスケール大きそうな話なのに7話って短すぎじゃ?と思ったけど、やはり心配的中かストーリーにいまいち重みが感じられず。

あと1回、大丈夫かな…。

 

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「華麗計程車行」 (出演:曹佑寧、黃冠智、郭子乾、楊麗音 ほか) 全10集

2月18日スタート、第7集まで放送済み。

 

20年くらい前の嘉義でタクシー会社を営む家族のお話で、地味っぽいし退屈するかなと思いきや、登場人物(タクシー運転手さんなど)がそれぞれ丁寧に描かれてて、かつ皆演技に定評ある役者さんたち(游安順、林嘉俐、黃舒湄、李李仁、伊正など)ばかりなので見ごたえあり。

全然期待してなかってけどなかなか良く、いまのところ楽しみに観ています。

 

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「關於未知的我們(邦題:僕らも知らない僕ら-UNKNOWN-)」 (出演:邱宇辰、黃宏軒、金在勲、林思廷 ほか) 全12集

2月24日スタート、第6集まで配信済み(非VIP)

 

今月から、私には珍しくBLも観ている。

邱宇辰(毛弟)が出てるのがちょっと意外な気がしてどんなものかと。

 

お話は、まあBLだな~という感じ。

でも、BLドラマにありがちな演技がイマイチな新人さんが出ていないので(子役すら皆上手い)、シラケることなく観れてます。

 

ただ、主役たちの子ども時代の設定がちょっとアリなのかなーと最初引っかかりました。

親を亡くして、近所の人の助けがあったとはいえ施設等に入らず、さらに知らない子(孤児)まで家に入れて一緒に住むとかないよなと。

(最初の段階でお兄ちゃん中学生くらい?)
 

原作が中国の小説だそうなので、中国ならそういうこともアリなんでしょうか…?

 

 

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4月スタートのドラマ↓

 

「不夠善良的我們」 (出演:林依晨、許瑋甯、賀軍翔、柯震東 ほか) 全8集

4月6日スタート。

 

情報はずいぶん前から出ていたから、やっと!放送スタートという感じ。

ちなみに、全8話で4月中に放送が終わるので、金鐘獎は今年の対象になります。

 

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「省省吧!我家富貴發」 (出演:郭子乾、曾莞婷、余晉、胡智強 ほか) 全5集

4月12日スタート。

 

家を買うために家族総出で節約する話?

 

三立での放送は意外。

しかし、全5話とは思ったより短い(勝手に月~金の帯ドラマを想像してた…)

 

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「完全省錢戀愛手冊」 (出演:郭書瑤、林子閎、林鶴軒、陳語安 ほか) 全24集

4月14日スタート。

 

最近よく見る感じがするシンガポールとの合作ドラマ。

台湾側の出演者は、ほかに林鶴軒、黃柏峰、陳語安など。

 

これも節約の話なのね?

郭書瑤がヒロインなので、ちょっと何百芮とイメージかぶるかも。

 

 

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その他、ドラマ関連情報↓

 

「秘書俱樂部」 (出演:王傳一、賴雅妍、張軒睿 など)

クランクインのニュース。

 

修杰楷が「此時此刻(邦題:此の時、この瞬間に)」に続き、プロデューサーを務めるとのこと。

なんか昔懐かし(?)のラブコメって感じ。

王傳一、賴雅妍といったら、2021年の「三隻小豬的逆襲」を思い出す…

 

 

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2週間前に、霍建華が台湾でドラマを撮影しているという情報が出ました。

「忘了我記得」 というタイトルで、相手役は謝盈萱、監督は2018年の中国映画「後來的我們(邦題:僕らの先にある道)」の劉若英。

霍建華って、私は「華燈初上」のちょい役しか見たことないのであまりイメージがなく…。

 

そうこうしているうちに公式情報が出ました↓

 

 

謝盈萱は好きだけど、秦漢という方は知らないのよね(この人も中国行っちゃってた系の人?)

あと、謝盈萱と霍建華が夫婦ってちょっと似合わない気がしちゃうけどどうだろう?

 

 

いま撮影中だから配信はまだだいぶ先だろうけど、すでに日本のNetflixにもページができてました~

 

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「凶宅專賣店」 (出演:李銘順、范少勳、陳妍霏 ほか)
クランクインのニュース。
 
出演はほかに、施名帥、江宜蓉、シンガポールの洪慧芳など。
また、鄭元暢が友情出演。

(注意注意 ネタバレあります)

 

昨年10月公開の台湾映画「周處除三害」、早くも3月1日からNetflixで配信スタート。

邦題は「我、邪で邪を制す」、出演は、阮經天、袁富華、陳以文、王淨など。

 

私は11月に台湾で観たので Netflixではまだ観てませんが、時間ができたらまた見直す予定。

 

 

そして、同じく 3月1日、中国では劇場公開が始まったんですよね。

しかし、あの残虐さは中国の審査に通るのか?と思ってたら、やっぱり結構カットされたり、モザイクがかかったりしているようです。

 

 

そんなことじゃ、皆 Netflixのノーカット版を観るんじゃない?(まあ中国にNetflixはないけども…🙊)と思ってたら、カットされたシーンはどこなのか?という好奇心から(?)、興業成績がなかなか良いのだとか。

わからないものですね…。

 

しかし、今日書きたかったのはそのことではなく、そもそも台湾での公開版もカットされていたシーンがあったというお話。

 

阮經天が演じる陳桂林は三大重要指名手配犯ナンバー2の「香港仔」(袁富華)を殺害した後、ひそかに追い続けていた刑事の陳灰(李李仁)に捕らえられそうになるも形勢が逆転、陳桂林が陳灰を金網フェンスに手錠でつないでしまう。
そして、そこでなんらかの会話が交わされるというシーンがあったらしい。
 
この記事↓に書いてあるのですが、これを読んで、そうだったのか!とちょっとモヤモヤが晴れた感じ。

 

 

陳桂林がナンバー1の「牛頭」(陳以文)を殺害し、目的を遂げた後、離島からのフェリーの中で陳灰に連絡、フェリーを降りたところで逮捕となるのですが、どうもそのシーンに違和感があったんだよね。

 

なんか和やかすぎるというか、なぜこの二人急に仲良くなった?みたいな。
ずっと追いかけ、追いかけられだったので、戦友みたいな感情?とも思ったけど、それにしてもね…。
陳灰なんて、陳桂林のせいで片目失明しちゃったくらいなのに。
 
しかし、カットされたシーンでどんな会話が交わされたのか気になるなぁ。
そこは残してほしかった!!
 
ついでに、もう1個気になったこの↓記事。

 

 

この映画の主人公、陳桂林のモデルになったのが、台湾において“十大銃撃犯”の一人に数えられた劉煥榮であるとのこと。

「台灣犯罪故事」の「生死困局」で李銘忠が演じたのと同じ人だよね。

 

劉煥榮は死刑執行の前に「中華民国万歳!」と叫んだと言われているので、このシーンはそこからインスピレーションを得たのかな?

たぶんそうだよね。

 

そんなこんなでなんかまとまりがなくなっちゃったけど、最後にこの動画を~

 

 

アクションシーン、大変だよねー。

映画の中ではかなり怖い殺し屋の袁富華さんが最後感極まって涙ぐんでるの、失礼ながらちょっとかわいいと思ってしまった😁

 

ちょっと(かなり?)バイオレンスがきついところもあるけど、なんとも言えない不思議な印象の残る映画です。